Daisuke ITO

APA AWARD2020

2020.02.05
東京都写真美術館 B1F

APA AWARD 2020

第48回 公益社団法人日本広告写真家協会公募展

2020.2.29(土)3.15(日)

  • 開催期間:2020年2月29日(土)~3月15日(日)
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日休館)
  • 料金:一般500(400)円/学生(高校生以上)・65歳以上300(240)円/中学生以下無料 ※( )は20名以上団体、当館の映画観賞券のご提示者、各種カード会員割引(ご利用案内をご参照ください)/障害手帳をお持ちの方とその介護者は無料  ※各種割引の併用はできません。

APAアワードは1961年より開催されている歴史ある写真の公募展で、これまで著名な写真家を数多く輩出してきました。「広告作品部門」は実際に世の中に流通した広告写真から審査し選出し、今年は311作品の中から84作品が入賞入選に決まりました。「写真作品部門」はテーマに沿って自由な発想と写真表現で競い合う写真コンペです。今年度のテーマは「2020」。全国から528作品、1109枚の応募があり、71の作品が入賞入選に選ばれました。

APAアワード公式ホームページ
http://www.apa-japan.com/award/index.html

「広告作品部門入賞作品」
経済産業大臣賞 宇田 幸彦 「書く、を支える」 株式会社パイロットコーポレーション
特選賞 岡 祐介 「STARFLYER×junhashimoto」 株式会社スターフライヤー
美しい日本賞 元 圭一 「地域を魅せるPROJECT 48」 全国商工会青年部連合会
優秀賞 長野 柊太郎 「耳の聞こえない音楽会ポスター」 日本フィルハーモニー交響楽団
優秀賞 伊藤 大輔 「Go, Vantage Point. 第3弾」 本田技研工業株式会社
優秀賞 吉村 政伸 「ギガ国」 ソフトバンク株式会社

「鼓童」チケット一般発売のお知らせ

2020.02.05

 

太鼓芸能集団「鼓童」は、2020年5月23日(土)より、ロベール・ルパージュが演出を手掛ける「鼓童×ロベール・ルパージュ〈NOVA〉(ノーヴァ)」を世界に先駆けて上演いたします。さらに、チケット一般発売を2019年12月15日(日)よりスタートいたします。チケット発売に先立ち、第2弾トレーラー動画の公開と共に、写真家 伊藤大輔が手掛ける最新のキービジュアル、演出を手掛けるロベール・ルパージュの最新インタビューを初公開いたします。

 

 

ONFAdd Gallery

2019.12.11

ONFAdd Galleryでは、12月6日(金)-12月18日(水)の期間、写真家・秦野市市議会議員として活躍する、伊藤大輔の写真展およびコラボレーションアイテム販売を行います。
最終日にはクロージングセッションとして、ゲストを招待したトークセッションを行う予定です。詳細はおってご連絡いたしますので、お楽しみに。

本展に寄せて
はじめて伊藤大輔の写真をみた時、スクリーン越しにも関わらず、作品の誠実さに心が震えた。
モノクロのイメージに映るのは、少年たちと彼らが暮らす経済的に豊かではない環境。けれど、まばゆいエネルギーを放ちながら、彼らは強く輝いている。作為的に引き出されたものではなく、ファインダーの前で、彼らが真に輝いていたことが伝わってくる。自分の肉体が感じたまま、目の前の出来事を尊重し、作品に昇華させている素晴らしい写真家だ、と思った。
インタビューを読み、打ち合わせで対話すると、その感覚は確からしいことがわかる。眼前の事象に、自分の頭と身体を駆使して応えることをいとわない姿勢が、ひしひしと伝わってきた。しかも、応答の矛先は写真に限らないのである。居住している地域の水問題に触れ、手と足を使って状況を知り、声をあげる必要を感じた結果、市議会議員となったそうだ。
とめどないバイタリティに驚きつつ、彼のスタイルが、ONFAddが理想とする姿勢を体現していることを噛み締めていた。
いまや、情報の拡散は当たり前になり、それなりにディープな内容さえも、デバイス越しに鑑賞できるようになった。表面へのアクセスが容易になり、表層で「わかった」気になることもお手軽になっている。
けれど、目の前の出来事を自身の目で見つめ、手、足、頭を全力で動かして捉える姿勢こそが、クリエイションの土壌で、ひいては人間として生きる上で、死守すべきものではないだろうか。
そのような、土地も職能も飛び越えて、目の前で起こっていることへ向き合っていく態度を「現場主義」と名付けるならば、私たちONFAddは現場主義者の集団である。
そして、伊藤大輔も徹底した現場主義者であり、彼の写真は鑑賞者も同じ地平に引きあげる強い力を持っている。今回のエキシビションでは、キューバの都市、losolmoのボクシングジムを撮影したシリーズを中心に展示する。彼のまなざしを通して、遠く離れた土地に足を運ぶこと、すなわち、現場に参加することの醍醐味を想像してほしい。

◆ スケジュール
2019年12月6日(金) – 12月18日(水)
14:00 – 20:00(※月曜定休)
◆ 場所
ONFAdd gallery
〒153-0044
東京都目黒区大橋1-1-8 エバーヒルズ池尻大橋 2F

◆ 写真家紹介
1976年宮城県仙台市生まれ。明治大学卒業後、スペイン、バルセロナのIDEPにて2年間写真を学ぶ。その後中南米に渡り、ブラジル、リオデジャネイロのスラム街にて活動を開始し写真家となる。2016年帰国。現在は写真家兼秦野市議会議員。

 

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